インフラエンジニアの職務経歴書で「落とされない」3つの書き方
「システムが止まらないのが当たり前」。そんなインフラエンジニアの仕事は、うまくいっている時ほど目立たない、いわば縁の下の力持ちです。
だからこそ、転職活動になると多くの人が同じ壁にぶつかります。 「毎日ちゃんと動かしてるけど、職務経歴書に書けるような派手な実績がない…」
しかし、採用担当者が見ているのは派手な新規構築の経験だけではありません。この記事では、日々の地道な業務を「高く評価される実績」に変える3つの書き方を解説します。
❌ よくある失敗:環境やツールを「羅列」するだけ
インフラエンジニアの職務経歴書で最も勿体ないのが、環境情報だけの記載です。
【担当業務】サーバー構築・保守運用
【環境】AWS, EC2, RDS, Linux, Nginx, MySQL, Docker
これでは、「AWSの画面を触ったことがある」のか、「AWSのベストプラクティスに沿ってセキュアな設計から構築までやった」のかが全くわかりません。
環境の羅列は前提条件にすぎず、あなたがその環境で「どんな課題をどう解決したか」が評価の対象になります。
✅ ポイント1:「当たり前」を数字で可視化する
インフラの価値は「安定稼働」と「コスト・パフォーマンスの最適化」です。これを具体的な数字で示しましょう。
NG例:
AWS環境の保守運用と、サーバーの安定稼働に努めました。
OK例:
AWS(EC2/RDS)環境のリソース見直しと不要なスナップショットの整理を実施。可用性99.9%を維持したまま、月額のインフラコストを20%(約15万円)削減しました。
「アラート件数を○割減らした」「レスポンスタイムを○ミリ秒改善した」など、日々の運用で当たり前のようにやっている改善は、立派な実績です。
✅ ポイント2:「手作業の撲滅(自動化・IaC)」をアピールする
モダンなインフラ環境において、「手作業でミスなく設定できる」ことよりも、「ミスが起きないようにコード化・自動化できる」ことのほうが圧倒的に高く評価されます。
NG例:
開発環境のサーバー構築や、デプロイ作業を行いました。
OK例:
手動で行っていた開発環境の構築をTerraformを用いてIaC化。また、GitHub ActionsによるCI/CDパイプラインを構築し、構築リードタイムを3日から半日に短縮、デプロイ時のヒューマンエラーをゼロにしました。
シェルスクリプトやAnsible、Dockerなどを使い、「サボるためにどんな工夫をしたか」は強力なアピールポイントになります。
✅ ポイント3:トラブルシューティングの「プロセス」を書く
障害対応はインフラエンジニアの宿命ですが、その「解決プロセス」にはエンジニアとしての基礎力とストレス耐性が如実に表れます。
NG例:
DBサーバーの負荷増大による障害対応を行いました。
OK例:
大規模アクセス時のDB負荷増大(CPU使用率90%超)に対し、CloudWatchでスロークエリを特定し、インデックスチューニングを実施。暫定対応から1時間で復旧させた後、恒久対応として監視アラートの閾値見直しと、開発チームへのクエリ改善提案までを主導しました。
「起きたことに対処した」だけでなく、「再発防止のためにどう動いたか(他部署を巻き込めたか)」を書くことで、シニア層としての評価を獲得できます。
まとめ:あなたの「当たり前」は立派な実績になる
- 数字で可視化する — コスト削減やパフォーマンス改善を数値化
- 自動化をアピールする — 手作業をどうやって減らしたか
- 障害対応のプロセスを書く — 復旧から再発防止までの動き
これらを意識するだけで、単なる「運用オペレーター」から「課題解決ができるインフラエンジニア」へと書類の評価は劇的に変わります。
ただ、「自分の経験のどこを切り取ればいいのかわからない」「文章にまとめるのが苦手」という方も多いはず。
そんな時は、AIツールに頼ってしまいましょう。経験年数や触ってきた技術(AWS、Dockerなど)を入力するだけで、上記のポイントを押さえたプロ品質の職務経歴書をAIが一瞬で自動生成します。